あまちゃん日記

私の体験した不妊治療のあれこれ書きます!

不妊症と分かるまで②

続きです→


総合病院の婦人科は初めてで緊張。
母親も心配して付いてきてくれました。

診察室に呼ばれ先生と話をしてまずびっくり。

なんと紹介状の内容が違っていました…
私が検出されたHPVは16型なのに、
紹介状には16.18型以外が検出、
と記載されているということ…

検査結果を一応持って行ってたので
先生に見せると、「これはないねぇ…」と一言…

紹介状はあてにならないので、
色々確認をしてから内診→診察。

とりあえず詳しく検査する為に
子宮頸癌については
後日、組織検査をするとのこと。

続けて先生が卵巣が気になるので検査したいと…
そのまま人生初のMRIへ。
ずっと手を上げているのも辛いし、
まっすぐ腕を伸ばしてないと
造影剤の注射が動いちゃうしで
なかなか地獄の時間でした…。

再び診察室へ行くと、先生が一言。
子宮内膜症ですね。」
なんとなく名前は知っていたけど、
どんな病気なのかは知らず、
詳しく説明を聞きました。

簡単に説明すると、
子宮の内側にしかないはずの子宮内膜組織が
子宮以外の場所で増殖、剥離を繰り返す病気です。

私はそれがあらゆる場所にあり、
見る限りでは相当ひどいと…
卵巣の中にも血がたまり、
4,5センチまで大きくなっていて、
これ以上放っておいたら破裂してたかもしれない。

卵巣にたまっている血に押されて
卵巣の周りにある卵子がほとんど死んでいて
下手したら残ってないかもしれない。

MRIだけじゃ分からないけど、
恐らく卵巣とほかの内蔵と
癒着してる可能性もある。

要するに、妊娠がしにくい。
可能性はあるが、見る限り自然妊娠はほぼ無理。

淡々と先生に説明され、
不妊症であることを告げられました。

当時の私はショックではあったものの
結婚の予定も相手もいなかったので
あまりピンとはきていませんでした。
自然妊娠は無理でも、人工とか体外とか
方法はいくらでもある。
子宮内膜症に対しては割と前向きでした。
それよりも子宮頸癌の方が気がかりでした。


同時に今までかかりつけにしていた
病院への怒りも湧き上がってきました。

紹介状の書き間違いはもちろん、
毎回卵巣が腫れてると言ってても放置。
子宮頸癌に引っかかっていなかったら
卵巣が破裂してた可能性もあると思うと
かなりゾッとします…

病院選びって本当に大事で、
ひとつの病院を信じ過ぎてはダメだなって
そこで学びました。


その日から生理を止め、
子宮内膜症を改善する
ジエノゲストという薬を
毎日服用することになりました。


続きはまた明日書きます🙆
最後まで読んで頂いた方ありがとうございます✨